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犬の手作りごはんにチョッパーがかなり便利な理由 — 野菜もレバーもおまかせ

わんぱくキッチン編集部

犬の手作りごはんにチョッパーがかなり便利な理由

犬の手作りごはんを始めて最初にぶつかる壁。それは 「野菜、どこまで切ればいいの?」 という問題です。

答えは、思っているよりずっと細かく


犬は野菜をそのままでは消化しにくい

犬はデンプンの消化に適応した遺伝子を持つ雑食寄りの動物ですが、それでも植物の細胞壁を分解する力は人間より弱いとされています。

栄養を狙って野菜を入れているなら、できるだけ細かくして消化しやすい形にしてあげた方が効率的です。

じゃあどうすればいいの?

ポイントは 「細かくする」「加熱する」 の組み合わせです。

  • みじん切り — 表面積を増やして、消化酵素が接触しやすくする
  • ペースト状 — 高速で粉砕すれば、細胞壁そのものを壊してさらに消化しやすくなる
  • 加熱 + 細かく切る — 熱で細胞壁のペクチンが分解されて柔らかくなり、さらに細かくすることで消化効率が上がる

とはいえ、にんじん、かぼちゃ、ブロッコリー、小松菜、キャベツ——犬のごはんに使う野菜は多い。これを毎日包丁だけで細かくし続けるのは、正直しんどい。

そこで活躍するのが チョッパーやフードプロセッサー です。


チョッパーとフードプロセッサー

手動チョッパー(ぶんぶんチョッパー)

紐を引っ張ると中の刃が回転して、食材を細かくしてくれる道具です。いわゆる「ぶんぶんチョッパー」と呼ばれるものがこれにあたります。

1,000円〜2,000円程度で買えて、電源も不要。パーツが少なく洗いやすいのと、音が静かなので犬がびっくりしにくいのもうれしいところです。にんじん、キャベツ、小松菜など日常的な野菜のみじん切りはもちろん、茹でたレバーを潰してペースト状にすることもできます。仕上がりは粗めになりますが、犬にとってはなめらかさは関係ないので十分です。

電動フードプロセッサー

モーターの力で高速回転するブレードが食材を粉砕します。手動チョッパーとできることは重なりますが、大量の食材を一気に処理できるのが大きな違いです。

レバーペーストの作り置き(後述)をまとめて仕込みたいときや、かぼちゃや芋類を大量にペーストにしたいときなど、量が多い場面で力を発揮します。

それに、犬ごはん専用にしておくのはもったいない道具でもあります。なめらかなレバーパテをバゲットに乗せたり、バジルと松の実でジェノベーゼソースを作ったり、ポタージュの下ごしらえをしたり。犬のごはんを仕込むついでに、自分の食卓も少し豊かになる——そういう楽しみ方ができるのが電動の良さです。

価格は5,000円〜8,000円程度と手動より高く、パーツも多いので洗い物はやや面倒です。また音が大きいので、敏感な犬がいる場合は別の部屋で使うなどの配慮が必要かもしれません。


レバーペーストの作り置きが便利

犬の手作りごはんで レバー は栄養価の高い食材です。ビタミンA、ビタミンB群、鉄分が豊富で、少量で効率よく栄養を補えます。

でも問題は、レバーの量の調整が意外と面倒 なこと。ビタミンAが豊富なぶん使いすぎは禁物ですし、毎回少量を切り出すのは手間がかかるし、まな板も汚れる。ペースト化して小分け冷凍しておくと、量の管理がぐっとラクになります

レバーペーストで量の管理がラクになる

  1. 鶏レバー(またはお好みのレバー)をまとめて茹でる
  2. チョッパーやフードプロセッサーで ペースト状 にする
  3. 製氷皿に入れて冷凍する(1マスの容量を把握しておくと量の管理に便利)
  4. 凍ったらジッパー袋に移して冷凍庫へ

あとは毎食、キューブをポンと入れるだけ

レバーペーストを製氷皿で小分け冷凍したイメージ

  • 量の調整が簡単(キューブの数で調整)
  • まな板を汚さない
  • 冷凍保存の目安は2〜3週間程度(作成日をラベリングし、小分けにして再冷凍は避ける。異臭や霜焼けがあれば破棄)
  • 解凍するとペースト状なので、ごはんに混ぜやすい

手動チョッパーでも電動フードプロセッサーでもできるので、手持ちの道具で試してみてください。


おすすめのチョッパー・フードプロセッサー

チョッパーを選ぶときのポイントは以下のとおりです。

  • 容量 — 1食分だけ作るのか、作り置きするのかで必要なサイズが変わる
  • 洗いやすさ — 刃が分解できるか、パッキンの有無で手入れのしやすさが違う
  • 騒音 — 音に敏感な犬がいる場合、手動の方が安心
  • 手動 or 電動 — みじん切り中心なら手動で十分。ペーストまで作りたいなら電動

以下、犬ごはんの調理に使いやすい製品を紹介します。

手動チョッパーの定番:ぶんぶんチョッパー5

K&A ぶんぶんチョッパー5 900ml BBC-21
K&A ぶんぶんチョッパー5 900ml BBC-21

元祖ぶんぶんチョッパー。紐を引くだけの簡単操作。900mLの大容量タイプ。

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「ぶんぶんチョッパー」の名前を広めた元祖。手動チョッパーの代名詞的な存在です。

紐を引く回数で 粗みじん〜細みじん まで調整できるのがポイント。犬の消化力や好みに合わせて、最初は粗めから始めて徐々に細かくしていく、という調整がしやすいです。

大量の作り置きに:レコルト カプセルカッター ボンヌ

ペースト作りに最適
レコルト コードレス カプセルカッター ボンヌ RCP-7(W)
レコルト コードレス カプセルカッター ボンヌ RCP-7(W)

コードレスで8役。刻む・混ぜる・練る・潰す・砕く・おろす・泡立てる。毎分24,000回転のパワフルモーター。

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レバーペーストやかぼちゃペーストをまとめて作り置きしたいなら、このフードプロセッサーは使い勝手がいいです。

  • 毎分24,000回転 — 茹でたレバーが一瞬でなめらかなペーストに
  • コードレス — キッチンのどこでも使える。充電式で取り回しが自由
  • 8役 — みじん切り、ペースト、おろし、泡立てまでこれ1台
  • コンパクト — 500mLの容量はレバーペーストの作り置きにちょうどいいサイズ
  • パーツが分解できて洗いやすい — レバーを扱った後の衛生面も安心

かぼちゃペーストやさつまいもペーストも作れるので、犬ごはんのバリエーションが一気に広がります。


電動フードプロセッサーは必要?

手動チョッパーだけでも、野菜のみじん切りからレバーペーストまで十分対応できます。判断のポイントは、まとめて作り置きする頻度がどれぐらいあるか です。

レバーペーストやかぼちゃペーストを日常的にまとめて仕込みたいなら、電動フードプロセッサーがあると一度に大量に処理できてラクです。一方、少量ずつ作るスタイルなら手動チョッパーで事足ります。すりこぎやフォークで潰すだけでも対応できます。

もうひとつの判断材料は、自分の料理にも使いそうか です。ポタージュやソース作り、パテやディップなど、普段の料理でも出番がありそうなら、犬ごはんだけのために買う感覚にならず、長く活躍してくれます。

手動チョッパーだけでも犬ごはんの調理効率はかなり上がるので、まずはそこから始めて、必要を感じたら電動を検討するのがおすすめです。


まとめ

犬は野菜をそのままでは消化しにくいことがあります。細かく切ったり加熱したりして、消化しやすくしてあげましょう。

  • 毎日の野菜やレバーペースト → 手動チョッパーで十分対応できる
  • 大量の作り置き → 電動フードプロセッサーがあると効率的
  • レバーペーストの冷凍保存 → 製氷皿で小分けにしておけば量の管理もラク

チョッパーは犬の手作りごはんを 続けるための道具 です。愛犬の消化を助けつつ、飼い主さんの負担を減らしてくれる——そんな頼もしい相棒をぜひキッチンに迎えてあげてください。